回転ずし大手が省力化へ走る

回転ずし大手が店舗運営の省力化を進めています。くら寿司は16日、顧客のスマートフォンで座席予約や事前に注文ができるシステムを導入すると発表しました。スシローグローバルホールディングスは、自動会計システムの採用など従業員の総労働時間2~3割減を目指す店舗を開きました。「1皿税別100円」などの低価格を維持するため、運営コストの削減を徹底します。ただ、回転ずしは、人件費や物流費の上昇を価格には転嫁しにくく、低価格を維持するために、現状の取組みを一段と進めることが求められます。