メルカリの成長鈍化

スタートアップの雄として2018年に株式上場したフリーマーケット(フリマ)アプリ最大手のメルカリが苦戦しています。米国フリマアプリ事業、国内スマートフォン決済への進出を支えてきた稼ぎ頭の国内フリマアプリ事業の成長が鈍り、これらの3事業を一斉に伸ばしていく「3正面作戦」の経営は正念場を迎えつつあります。今後はドコモとの提携を通じてライバルに出遅れたスマホ決済事業を立て直すほか、米国事業の改善を急いで目に見える成果として成長力を内外に示すことが不可欠となりそうです。