JTBが1051億円超赤字

JTBが28日発表した2021年3月期の連結決算は、最終損益が1051億円の赤字(前期は16億円の黒字)となりました。新型コロナウイルス感染の長期化で旅行需要が急減し、赤字額は過去最大となっています。リストラ策(700人規模の人員削減、夏冬賞与ゼロなど)が発表されましたが、オンライン旅行予約が台頭するなかで、店舗型の運営の厳しさが鮮明になったことや、収益環境は悪化傾向にあり、オンラインを駆使したニュービジネスの開発など抜本的な構造改革が急務となっています。JTBの逆襲に期待しています。