中国が第3子容認へ

中国共産党は31日の政治局会議で、1組の夫婦に3人目の出産を認める方針を示しました。2020年の出生数は1949年の中国建国後最大の落ち込みとなりました。中国にとって、巨大な人口は国際的な影響力の源泉です。少子高齢化による経済成長鈍化への危機感は強く、産児制限の緩和に舵を切ります。一方、日本と同じように晩婚化が進んでおり、若者の結婚や育児がしやすい環境づくりが課題となっています。例えば、都市部で不足する預かり保育のサービスを充実させることや、高騰する教育費の低減が不可欠となります。