セブンイレブンも値引き自由に変更

コンビニエンスストア最大手のセブンーイレブン・ジャパンは、売れ残り商品を店の判断で自由に値引きできるようにしました。従来は事前申請など煩雑な手続きを課し、結果として値引きの実行をためらわせていたのが実情です。公正取引委員会は、値引きを事実上制限している可能性があると改善を求めていました。今回の見直しにより、廃棄コストを負担してきた店舗の収益の改善要因なり、また食品ロスの削減も見込めます。2万店以上を擁するセブンが姿勢を変更したことは、業界商慣行の転換点になりそうです。