科学技術立国への再挑戦

科学技術立国を掲げる日本の国際的な存在感が低下しています。科学論文の影響力や評価を示す指標はインドに抜かれ世界10位に陥落、世界3位の研究開発費や研究者数も伸び悩み長期化する研究開発に歯止めがかかりません。政府は「第6期科学技術・イノベーション基本計画」で、博士課程人材への財政支援の拡充、大学の経営基盤強化や若手研究者の支援などに向けて10兆円規模のファンドを立ち上げる方針です。巻き返しを期待したいです。