スシローがAIで皿分析

回転ずし「スシロー」を運営するF&LCは20年間蓄積した販売データを使って、食材やすしの廃棄を減らす取組みを始めました。約200億皿分のビッグデータのうち約20億皿分を人工知能(AI)に学習させ、店舗ごとに当日の売上高や皿数を予測します。適切な量の食材を準備し、作り過ぎを減らします。同時に原価率を低減し、原材料価格の高騰を乗り切ろうという考えです。食品ロスの削減はSDGsでも掲げられており、食品製造や小売りも含めた幅広い業界が変革を迫られています。