ふるさと納税に明暗

2022年度のふるさと納税は、苦戦の続く大都市で明暗が分かれる内容となりそうです。日経グローカルが実施した全国815市区予算調査で受入れ額の見込みを聞いたところ、全体では前年度比で21%増えました。京都市は47%増の92億円と過去最高となり、ふるさと納税による流出額を始めて上回りました。一方、川崎市など流出が拡大した自治体も目立ち、制度への不満が高まっています。ここでも勝ち組と負け組が鮮明になっているようです。