「無料」について考えること

経営診断のプロとしてその対価である報酬をいただくことは当たり前のことですが、たまにボランティア的な要素の仕事もあります。正直、心の片隅で「どうせ無料だから・・・」と安易な気持ちになることもあります。

もちろん仕事そのものに手を抜くことはしませんが。

昨日、経営相談(私が無料でよいといってしまったのですが)を依頼され、指定の場所・時間に30分以上前から待っていたのですが、指定時間を30分以上経過しても、相談者から何の連絡もなく、姿をみせなかったので仕方なくその場を離れ次の仕事場に向かいました。そこには無料であるとの認識が働いていたと思います。仮に有料の相談であったならば、もっと長く待っていたであろうし、何らかの対応をとっていたと思います。たとえ相談相手のことを思いやって無料で行う行為であっても、当事者にとって、それが本当によい結果を生むのかどうかということを考えさせられた一日でした。