農業生産に暗雲

新型コロナウイルス禍が農業の足かせとなり、食品価格の高騰につながっています。収穫などの人手は外国人労働者に多くを依存し、移動制限による影響が甚大です。悪いことに異常気象も重なり、国際的な食品価格は6年半ぶりの高値圏にあります。また、貿易の自由化などで食品の輸入依存度が上がる世界的傾向も背景にあると考えられます。国内外において、食品の自給率向上が大きな課題となっています。