9秒98

ついに桐生選手が快挙を達成しました。陸上男子短距離の桐生祥秀選手が9日、福井県営陸上競技場で行われた日本学生対校選手権の100メートル決勝で日本人初の9秒台となる9秒98を記録しました。因みにこれまでの日本記録は1998年バンコク・アジア大会で伊東浩司選手が当時マークした10秒00で、長い間日本人選手が越えられなかった「10秒の壁」をとうとう破ったのです。

あとは9秒台をコンスタントに出すことが周囲から求められます。そういう意味で桐生選手にはプレッシャーもかなり大きくなると思いますが、2020年の東京オリンピックに向けて明るい材料となったことは間違いのないところです。