サラリーマン川柳

先日、第一生命保険の第31回サラリーマン川柳コンクール優秀100作品が発表されました。今回も秀作が並んでいました。うなずくと同時に笑いもこみあげてきます。また、悲哀だけでなく、チクリと皮肉も効いています。「人減らし 定時であがれ 結果だせ」、業務改革の成果による定時退社ならいいのですが、残業代減らしが目的では勤労意欲は低下します。「改善を 提案すると 業務増え」、「効率化 提案するたび 人が減る」、これらの句には、効率化のしわ寄せが従業員に起きていることを物語っています。国会では働き方改革関連法案の審議入りに向け論戦が行われましたが、のっけから怪しげなデータが登場しました。国会議員には働き手目線の実のある審議をお願いしたいものです。