銀行の店舗・設備減損リスク

銀行が持つ1万3000を超える店舗やシステムが経営を揺るがしかねない存在になっているようです。収益性が低下して、価値が目減りした資産の減損処理を迫られ、赤字に転落する銀行が出てきています。低金利や人口減少で収益基盤が脆弱になっている上に、金融とITを融合したフィンテックの台頭で設備が陳腐化するリスクも高まってきたことが背景にあります。

このように金融環境が激変するなかで、店舗網に依存した経営モデルが限界に達しつつあることを示唆しています。