非正規にも年金・退職金

企業が年金・退職金制度の運営をより柔軟にしています。長らく正社員向けが中心だったのを、パート、アルバイトといった非正規社員やシニアを対象に拡大する動きが相次いでいます。背景にあるのは、人材不足と非正規雇用の拡大です。福利厚生の拡充で職場の魅力を高め、定着率を高めることや新規雇用を促進することが狙いです。2017年9月にドトールコーヒーが非正規向け退職金制度を導入して以来、似たような動きが相次いでいます。