居酒屋が訪日ツアーをターゲット

居酒屋大手チェーン各社が訪日外国人の食事ツアーの受入れに注力しています。若者の酒離れや宴会の減少で苦戦が続くなか、広い客席を生かして訪日客の団体客に昼食メニューを用意します。日本政府観光局によると、2018年1~6月の訪日外国人客は1585万人と前年同期から15.6%増となりました。2020年の東京五輪に向け、訪日客向けの飲食需要はさらなる伸びが見込めます。一方、海外客向けのメニューや表示方法、旅行会社以外に近場のホテルとの協力など新たな集客策も必要となります。