駅ナカ雑誌販売消滅の可能性

JR駅構内の店舗「キヨスク」などへの雑誌の卸売りについて、一手に担ってきた公益財団法人「鉄道弘済会」が10月にも撤退します。販売がピーク時の10分の1となり採算が悪化したことが要因です。出版取次大手のトーハンが引き継ぐことが決まり、東北から東海の約1000店からの雑誌が消える最悪の事態は回避されましたが、消費者との接点でもある駅ナカの売場を失えば若者を中心として活字離れが深刻なものになり出版業界へのさらなる打撃となりかねません。