猛暑でチョコ・菓子パン販売が減少

暑さが厳しかった2018年夏、スーパー店頭では飲料水などの販売が伸びました。一方、気温が上昇するほど販売が減少する商品もあり、日経POS情報で調べるとチョコレートや菓子パンなどの落ち込みが顕著で、手軽にいつでも口にできる食品にも適温が存在することがわかりました。小売や食品メーカーにとって、猛暑は飲料水やアイスクリームなどの消費を底上げする追い風ですが、猛暑が行き過ぎると、販売動向が大きく揺れ、在庫・生産調整が必要になり、気温に合わせた需要予測の精度向上が課題になります。