飲酒による健康障害拡散

世界保健機関(WHO)は、2016年に世界でアルコール依存症など飲酒の健康障害に苦しんでいる成人(15歳以上)が2億8300万人に上ったとする報告書をまとめました。日本でもタレントの飲酒運転によるひき逃げ事件が話題となりましたが、アルコールによる死亡者数の原因は、飲酒運転による交通事故やけんかなどの暴力が最も多いことも発表されています。お酒が好きな人や業界にとってはとても残念ですが、今後アルコールの税率引き上げや酒に関する広告の制限といった被害拡大の防止策がとられる可能性も十分考えられます。