豊洲市場スタート

食品流通が転換期を迎えるなか、国内最大の卸売市場となる豊洲市場が11日開場します。スーパーの産直やネット通販の拡大で、卸売市場を通す水産物は50%割れ寸前で、存在意義が問われる一方、物流機能の向上や輸出拠点の役割に活路を見い出す先導役が期待されます。卸売市場の集荷機能や築地ブランドのような食文化の発信力を輸出にどう生かすのかが大きな課題です。