定番商品淘汰の時代

ロングセラーといわれる森永製菓の「チョコフレーク」など定番商品が淘汰される時代になってきました。背景にあるのは、コンビニを中心に定番商品に似た無名のプライベートブランド(PB)商品が増えているほか、消費者の嗜好が多様化していることがあります。長年親しまれたブランド名だけで商品が売れ続けることが難しくなっています。PB商品が手ごろな価格設定で既存市場に攻め入り、定番商品の長寿化に待ったをかける流れは今後も当分の間続くことが予想されます。