5ナンバー30%割れ

かつて新車の65%を占めていた「5ナンバー車」が縮小しています。2018年の乗用車販売(軽自動車を含む)で小型乗用車(5ナンバー)の比率は29.6%初めて3割を割りました。一方で3ナンバーの普通乗用車は36%と2年連続過去最高を更新したほか、軽自動車も販売を伸ばしています。この背景には、消費者嗜好の変化やメーカーの開発戦略があります。また、海外市場への展開を考えると、安全要件をクリアするために、室内空間を保ちながらドアや外装の強度を上げるには横幅などを大きくする必要があります。世界展開の流れが強まるなか、日本だけで5ナンバー車を投入する意義は薄れつつあると思います。