県内の景気判断据え置き

静岡財務事務所がまとめた1月の静岡県内の経済情勢は、県内経済について「緩やかに回復している」との判断を据え置きました。個人消費、生産、雇用の主要3分野でも前回判断を維持しました。県内経済は踊り場を迎えています。詳細をみますと、個人消費は百貨店の評価を下方修正し、乗用車販売と観光地への訪問客を上向きに見直しています。財務事務所は、先行きの懸念材料について、米中貿易戦争や人手不足に伴う供給制約を挙げています。緩やかな回復の実感さえまるでありません。