ブラックホールの撮影に成功

日米欧などの国際共同研究グループは、銀河の中心にある巨大ブラックホールの撮影に初めて成功したと発表しました。世界の8つの電波望遠鏡を連動させ、極めて解像度の高い巨大望遠鏡に見立てて観測したものです。今までブラックホールの存在は間接的な証拠からわかっていましたが、目に見える形で姿を捉えることはありませんでした。謎に包まれた天体の解明につながるノーベル賞級の快挙で、データ解析に使われた技術は、人工知能や通信、新素材の開発や医療にも役立ちます。新たな産業への貢献が期待されます。