外食産業に広がる定額制(サブスク)

動画や音楽を定額配信するサブスクリプション(サブスク)の波が飲食店に広がっています。毎月数千円の定額で飲食できると人気で、対象は居酒屋やラーメン店に広がっています。家計の外食費はこの20年、月約1万3千円で頭打ちが続いています。競争が激しい外食産業にとって、サブスクは顧客を囲い込む絶好の手段となります。ただし、動画などデジタルコンテンツと異なり、飲食分野はユーザー増に比例してコストが膨らみます。損益管理を誤れば赤字に転落する諸刃の剣ともいえます。