火災保険料上昇(設備老朽化)

損害保険大手は今年10月以降、企業向けの火災保険料を全国平均で4~5%引き上げます。各社が一斉に値上げするのは2015年以来4年ぶりです。自然災害の多発に加え、中小企業を中心に設備の老朽化が進み災害時の保険金支払いが増えている状況を反映しています。企業が持つ工場や店舗などの設備が新設から経過した年を示す「設備年齢」は上昇し続けています。特に中小企業は8年程度と1990年代から約2倍に上昇しているようです。