損保ジャパンが人員削減4000人

損害保険ジャパン日本興亜は2020年度末までに、国内損保事業の従業員数を4000人減らします。17年度に比べて人員を2割弱削減します。IT(情報技術)の活用で生産性を高めるほか、新卒採用も絞ります。介護やセキュリティーなど市場が伸びる事業への配置転換を進め、効率化を急ぎます。21年度に100億円規模の収益改善効果を見込んでいます。メガバンクが相次ぎ人員縮小を打ち出しているなか、大手保険会社では損保ジャパンが初めてとなります。