農協の8割が本業赤字

全国の農業協同組合の8割で農業関連事業が赤字であることが、農林水産省の調査でわかりました。農産品の卸売りや農機や農薬の販売といった本業で儲けていません。貯金の運用や共済の販売など金融事業が穴埋めしている構図です。銀行業界と同じように低金利で収益環境が厳しいなか、農協の金融依存は限界に近づいているのかもしれません。