パート賃上げ率2.55%

小売企業などでパートの待遇改善が続いています。小売りや外食の労働組合でつくるUAゼンセンの2019年春季労使交渉では、パート1人当たりの平均賃上げ率が2.55%(時給24.4円相当)と5年連続で過去最高を更新しました。2020年から正規と非正規の不合理な待遇差をなくす「同一労働同一賃金」が始まります。人手不足が深刻な小売り・外食業界ではパートの賃上げ率が正社員を上回り、先行して両者の待遇差の縮小が進んでいます。パートの賃上げ率が正社員を上回るのは4年連続となっています。