介護支援ロボットに公的保険

厚生労働省は「パワーアシストスーツ」などの介護支援ロボットを公的保険制度の適用対象にすることを検討していく方針です。2020年度の効果を見極め、21年度介護報酬改定で対象に加えるかを判断します。介護施設では人手不足や職員の高齢化が課題です。保険の適用対象となるロボットを広げることにより、介護の生産性を高めます。ロボットが普及すれば、技術革新による単価の低下や性能の向上につながることも期待できます。