中小水力発電に注目

水路をなどを利用する中小水力発電が再生可能エネルギーとして注目を集めています。出力3万kW未満の中小型の水力発電施設の電力は、国の固定価格買い取り制度(FIT)で他の再生エネルギーより有利な条件で売電できるためです。発電に参入する企業が増え、設備メーカーも活況を呈しています。ただ、送電線の確保や工事コストの上昇も課題で、市場拡大を通じて設備の製造や工事のノウハウを蓄積して、コスト低下を実現できるかが、今後の市場拡大を左右しそうです。「水」の国・日本です。