IoT投資に温度差(日米欧比較)

すべてのモノがネットにつながる「IOT」を巡り、米欧と日本の企業の間で温度差が目立っています。米欧勢はビジネスモデルを変える原動力と位置づけ、機器にセンサーをつけて消費動向を探ったり、機器を売らずに利用に応じて課金したりするビジネスが生まれています。一方、日本勢は製造業の「カイゼン活動」での活用にとどまる事例が多く、IOT活用の遅れは今後の競争力低下につながります。経営者はIOTで何を実現したいのかを考えることが不可欠です。