フリーターが急減

コンビニなど小売りや外食の現場を担ってきたフリーターが急減しています。2019年には全国で140万人を下回り、ピーク時に比べて4割弱減少しています。卒業後に可処分所得の高い正規従業員になる学生が増え、個人消費にはプラス要因です。一方、非正規雇用に依存してきた小売りやサービスの現場は深刻な働き手不足に悩まされています。「付加価値の源泉である接客を低賃金のパート・アルバイトに頼ってきたこれまでがむしろ異常」と指摘する専門家もいます。