黒字リストラ

大手企業による中高年の早期・希望退職者の募集が相次いでいます。ファミリーマートは、3月末で全社員の15%に相当する1025人が退職します。2019年は上場企業の希望退職者が6年ぶりに1万人を上回ったものの、実施企業の約6割で最終損益が黒字でした。経営体力のあるうちに人員構成を見直し、将来の構造変化に備える動きは製薬業界などで目立ちましたが、コンビニエンスストアにも広がっています。不景気になる予兆かもしれません。