高アルコール商品拡大

市場拡大が続く缶酎ハイ市場でアルコール度数の高い「高アル」商品の存在感が高まっています。飲用量を抑えて手軽に酔いたいといった中高年世代の節約志向の需要をとらえ、販売量はこの10年で約5倍に増加しています。コカ・コーラグループの新規参入もあり競争が激化しています。一方で消費者がアルコールを過剰摂取する問題もはらんでおり、高アル人気はビール会社にとって懸案事項になりそうです。「少量で気持ちよく酔いたい」の心理・・実によく理解できます。