年末・正月商戦がネット主軸へ

新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見えないなか、年末年始の消費の姿が大きく様変わりしています。三越伊勢丹など百貨店は集客の目玉にしてきた福袋の店頭販売を絞り込み、ネット販売に主軸を移します。家電量販大手の上新電機が20年ぶりに元日休業するなど店舗の休みも広がっています。消費の先行きに不透明感が増しており、需要喚起にはネットの活用が急務となっています。半面、初売りに来店客が列をなす光景(風物詩)がだんだん見れなくなるのは寂しくもあります。