休廃業・解散した企業は約5万件

新型コロナウイルスの影響で企業破綻が増えるという一般の認識と逆に昨年度の倒産は7773件と前年比7.3%減少した。一方、休廃業・解散した企業は14.6%増加し、4万9698件にのぼり、61.5%が当期損益が黒字だった。「現時点では黒字を維持できているが、将来への展望が持てない」という判断が休廃業・解散の決め手になっている。これは日本経済にとって大きなマイナス要因である。政府はこの数字をどうみているのだろうか。