川崎重工が年功制全廃

川崎重工業は2021年度から年功制の人事評価を全廃します。全従業員1万7千人を対象に役割や成果に応じて賃金やポストを決めます。事務職や工場勤務も対象とし、評価次第では若手の給与がベテランを上回るケースも出てきます。グローバル競争が益々厳しくなるなか、勤続年数による技能の積み上げを重視してきた製造業にも実力本位の人事制度が広がりそうです。年輩サラリーマンにとっては、正に冬の時代到来です。