地銀に経営体力差

NIKKEIFinancialがまとめたRAV調査(財務力、収益力、成長性、経営の独自性、ESG「環境・社会・企業統治」、地域経済の状況、職場環境・処遇の7項目で実力を分析)は、地方銀行の総合力を最上位SからEランクまで6段階に分類します。2020年9月期では、平均を上回るB以上に全体の約4割の40行が入りました。一方、2020年3月末はB以上が70行を超えていました。コロナ禍の長期化に伴い、上位行と下位行で経営体力に差が生じている実態が浮き彫りになってきました。