たばこ市場の転機

米フィリップ・モリス・インターナショナルが日本で紙巻きたばこの販売を10年以内に終了する方針を示しました。紙巻きたばこの喫煙場所が制限されるなか、シェア7割を握る加熱式に経営資源を集中させます。これに対し、日本たばこ産業(JT)も加熱式を強化し、紙巻き関連施設の整理に動き出します。たばこ市場は転換期を迎えているようです。時代の流れで仕方のないことでしょうが、映画やTVでも昔のように、煙をくゆらせながら演じるカッコいい俳優の場面が見られなくなったのが惜しまれます。