法人税負担の業種格差

企業が抱える法人税の負担で、業種別の格差が広がっています。日本経済新聞が世界約5万7千社の会計上の税負担率を調査してわかりました。大規模な工場などを抱える製造業の負担が重い一方、IT(情報技術)関連や製薬など無形資産から多くの利益を得る業種は軽いことがわかってきました。ビジネスのデジタル化に対応した課税のあり方は、世界的な課題にもなっています。