認知症に新薬実用化

世界の推定患者数が3千万人にのぼるアルツハイマー型認知症の進行を抑える世界初の治療薬が米国で実用化されます。米食品医薬品局(FDA)が米バイオジェンとエーザイの新薬「アデュカヌマブ」を承認しました。FDAはニーズの高まりを背景に条件付きで認めました。日本では患者数の多さや価格の高さから国の医療費を圧迫する懸念も指摘されており、承認に向けた焦点となります。