コーポレートガバナンスコード導入から6年

日本企業の活力を取り戻すためにコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)が導入されて6年が経ちました。株主総会は経営者と株主が互いの主張をぶつけ合う真剣勝負の場に変化しています。株主からの提案は倍増し、一方、会社側の提案に対しては、2割超の反対も相次いでいます。形式にとらわれずに両者が真正面から対話し、企業価値を高める傾向が強くなっています。「もの言う株主」はさらに増え続けると思います。