上場企業の7割➡コロナ前回復

企業業績が新型コロナウイルス禍を乗り越えつつあります。30日までに21年4~6月期決算を発表した約500社のうち、7割の企業の最終損益がコロナ前の19年4~6月期を上回りました。ワクチンの普及もあり世界経済が再開、電子部品や自動車の需要が回復しています。世界的に感染拡大の傾向もみられるなか、回復の持続力(一過性でななく)がポイントです。一方、インド型の感染拡大が半導体などの供給網の阻害要因となる懸念材料もあり、原材料の高騰につながれば採算悪化となります。