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国連の気候変動に関する政府間パネルは9日、産業革命前(18世紀半ば~19世紀にかけて)と比べた世界の気温上昇が2021年~40年に1.5度に達するとの予測を公表しました。18年の想定より10年ほど早くなる計算です。そして、人間活動の温暖化への影響は「疑う余地はない」と断定しました。自然災害を増やす温暖化を抑制するには二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする必要があると指摘しています。大袈裟かもしれませんが、地球平和のためにも気候変動のリスクを真正面から受け止め、迅速に対策を講じることが不可欠です。