気候変動による世界の農業への影響

気候変動による世界の農業への影響が広がっています。2021年1~6月の災害の保険金支払額は過去10年で最高となっています。農業被害額も最大規模に近づく可能性が大きくなっています。食料の多くを輸入に依存する日本にとっても将来の安定供給に向けた体制整備が急務となっています。政府は将来の食料安定供給に向け、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の枠組みで連携します。発展途上国を念頭にコールドチェーン(低温物流)をはじめとしたインフラ分野への官民投資で有事の供給網強化などを図るとしています(具体的工程表は22年中に示す方針)将来の食料危機だけは絶対回避です。