管理職「NO」が83%

近年、管理職に「なりたくない」という会社員が多いそうです。人材サービスのマンパワーグループが2020年3月にまとめた調査によると、役職についていない20~50代の正社員400人の83%がそう回答しています。「かつて我々が目指したゴールの一つだった管理職は、既に共通の目標ではなくなった」との分析です。働く人の価値観や意義が多様化するなか、企業には柔軟な働き方を社員に提示することが必要です。一方で、将来の経営を担う管理職人材の育成も求められています。経営者にとっては、本当に悩ましい時代になってきました。