「リベンジ消費」

緊急事態宣言の解除から1ヶ月が経過し、個人消費に回復の兆しが出てきました。百貨店大手5社が1日発表した10月の売上高は全社が前年同月比実績を上回りました。ただ、伸びは小幅に留まり、新型コロナウイルス禍で抑制されていた消費が反動で増えるリベンジ消費は勢いを欠いています。感染再拡大への消費者の警戒感は強く、先行きに不透明感が残ります。本格的な消費の復調はまだ先になるようです。