「ダイベストメント(投資撤退)」

石油や石炭など化石燃料を手がける企業から投資資金を引き揚げる動きが広がっています。「ダイベストメント(投資撤退)」を表明した年金基金や大学、自治体などは世界で1500を超え、5年で2倍になりました。運用資産額は約4600兆円にのぼります。ただ、化石燃料の開発停滞は足元の電力不足の一因になっており、「脱炭素」への移行とどう両立を図るかが課題です。