米消費者物価指数上昇率7%

米労働省が12日発表した2021年12月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率が7.0%と約39年ぶりに7%台に達しました。厚待遇の仕事を待つ労働者が多く、人手が集まらずに賃金上昇圧力が強まります。新型コロナウイルスのオミクロン型の感染拡大で供給制約に拍車がかかる可能性があります。また、脱炭素に向けた化石燃料への投資減速などで資源高も続き、米消費者物価指数の上昇など、物価混乱の影響は世界経済のリスクになっています。