次世代ワクチン開発が加速

世界の製薬大手による新型コロナウイルスの次世代ワクチン開発が大きなヤマ場を迎えています。米モデルナや英グラクソ・スミスクラインなどは複数の変異に対応する汎用型ワクチンを2022年に投入します。一方、日本は新型コロナウイルスのワクチン開発で出遅れており、国産ワクチンを実用化できておらず、ファイザーやモデルナといった海外製品に依存しています。さらに海外勢の次世代ワクチンの開発が進めば、海外依存が一段と加速します。「コロナを制するものが世界を制す」といわれる所以がそこにあります。